グルメ

2011年11月06日

ラーパラにあえて苦言を呈したいのは、すでに満腹だからなのか?

おいっす。


今日はラーパラ(ラーメンパラダイス笠岡)の日。
市内の有名ラーメン店が屋台を出して、ここに行けば何でも食べられるという、ラーメンで町興しを企てる市の一大イベント。
今年で第3回目。

3回目ともなると、目新しさに欠けて少々マンネリ気味になるのですが、案の定その通りの結果に。
天気が悪かったせいもあり、昨年より入場者数 は減ったようにも思えます。
参加しているラーメン屋も昨年より減少。
ひとつの転換点を迎えたかな?
ラーメンの町笠岡を宣伝する役目も、一定の成果とともに方法を転換する時期に来ているんじゃなかろうかな?
そういう気がしました。

裏事情に精通しているわけではなく、あくまでも一市民の感想ですが、各ラーメン店が実名で軒を連ねてほぼ同じような味のラーメンを提供するという今の方式では、やはり人気のある店ない店がその行列の長さに如実に現れてしまいます。
確かに行列の長い店の味は美味しいのですが、1時間待ちと1分待ちの違いほど味に差があるわけでもありません。
行列は人を呼び、行列のない店はそのおこぼれ(待ちくたびれた人が流れる)にあやかる図式。
どちらも普段は一軒の店として商売しているわけで、売り上げに殊更に差があるわけでもないのに(あるところも多少はあるでしょうが) 、この光景を目の当たりにしてはいい気持ちになれない店主もいると思います。
実名だけに以降の経営的にみても、宣伝のために参加したはずが、不名誉な印象しか与えられなかった、という逆効果で次回からの参加に二の足を踏むことも予想されます。
かといって、定番のレシピを変えて新たに奇をてらった商品にチャレンジしても、それが成功するとは考えにくく、逆に笠岡ラーメンというブランドに傷をつける結果になる懸念もあります。

各地で催されるB級グルメフェスでは実際の店名は伏せてあり、商品名だけで勝負していますので、売り上げが残念な結果になったところで実際の店舗への影響はあまりありません。
そのB級グルメのブランドを確立向上させようと各店舗は団結もするでしょう。
ブランド力向上と店舗自体の魅力向上の相乗効果が期待できます。
しかし実名で軒を連ねるとなると。
最初は目新しさもあり、さほど差も付かないかもしれませんが、2回3回と経るにつれてどうしても店舗ごとに歴然とした差が付いてきます。
入場者をどこまでのエリアに住むものと仮定しているのでしょうか。
市内、もしくは近隣の市町村が対象ならば、宣伝として、ブランド力確立としての役目は終わったのではないでしょうか。

その時期を終えて、新たな展開をさせる時期に来ている気もします。
宣伝の仕方を変えて、より広い地域からの集客を狙う。
そのためにはもっと魅力的なイベント性を高めて、祭事色を強くする。
または逆に各店舗の販売数に応じたポイントを公表して、コンテスト色を高める。
ポイントに応じて何かしらの優遇措置を市から受けられる。
とか。

ま、素人考えの浅はかな知恵でしかありませんが、それくらい思い切った展開を考えないと、これからの発展はあまり見込めないような気もします。
それどころか参加するラーメン店がさらに減少するといった危機的状況が訪れるかもしれません。
良い意味で素朴で人当たりの良い人が多い土地柄ですので、そこまで商売人に徹することに抵抗があるかもしれませんが、今何をすべきか、今後の5年10年に向けてどう動くか。
それぞれのラーメン店に長期ビジョンは必要ないかもしれませんが、町興しを企画する人たちにとってはとてつもなく重要となってくるでしょう。


そんなことを考えつつ結局二人でラーメン3杯(お多津、屋台、激辛キムチ)と海鮮焼きそばとれんこんコロッケを頂いて満腹満足で帰宅したオレでしたけども。
ついでに帰り道にあるケーキ屋さんで苺タルトとモンブランを買って帰ってすぐに食したオレですけども。
十分堪能してんじゃん。



生存戦略


そろそろ生存戦略しましょうか?

Welcome to Rock'n Roll Night
Welcome to Rock'n Roll Fight
I’m just a Rock’n Roll Man
We’re just a Rock’n Roll BAND

俺たちは道なりに走り続けてきた
標識だらけの道をとばし続けて行く
幾つもの町を抜け歌い続けて来た
腑抜け野郎共を煽り続けていく
長い長い冬が溶けても風が吹く
今も今も激しく風が吹く

Rock RockRockOver Japan


原曲は石橋凌率いるARBの有名曲だってさ。
ご存じなかった。



epicurean_egoist at 17:06|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2010年11月14日

ラーパラ2渾身の詳細レビュー。秋だからそら食べるわ。

おいっす。



笠岡ラーメンパラダイス2


ラーパラ2


ということで、ラーパラ2へ行ってまいりました。
念願の。
昨年の第一回はうっかり忘れて行けずじまいで、後から1時間ほどで食券が完売したということを行った人から聞き、悔しいやらホッとしたやら。
でもそのフェスティバルに参加できなかったことがちょっと残念と思っていましたので、今回の第2回は是非とも行こうと、全種類完食してやろうと、心待ちにしておりました。
近所だしね。
サクッと行ってツルっと食べちゃろうと。

朝の10時から始まるけども、ま、行こうと思えば15分くらいで着くので、のんびり構えていたところ、Twitterで10時過ぎの時点で1000台の駐車場の約半分が埋まったというつぶやきを発見。
そして人気店には100人を超える列がすでにできている、とか。
やばっ!
こりゃまずい。
すぐさまシャワーを浴びて出発せねば売り切れちゃうよ!

そこまでしてご当地ラーメンを食べなくても、いつでも食べられるんじゃね?
とお思いですか?
そうですね。
そうなんだけど、やっぱ祭りじゃん。
フェスティバルじゃん。
心躍るよね。
そして食べ比べがその場でできるから、なんか得した気になるよね。
それからこのご当地B級グルメがどれほどの人気なのか確かめたいよね。
ちゅうかやっぱラーメンが大好きなんだ!
というメーラン魂に火が着きまして、四の五の言わず行ってきたわけです。

山陽道の笠岡ICを下りたところから看板が出てます。
地元の人間ならばなぜにそっちへ回す?てな遠回りのコースですが、国道の渋滞緩和のためなんでしょうな。
あえて順路どおりに進んでみました。
会場は去年と違い広いところです。
笠岡湾干拓地にあるJA倉敷かさや営農センター。
まあご存知のように、干拓地ですから、空港があったり航空ショーが行われるようなダダっ広い農地の端っこといえ、まぁ広い場所です。
ここならどんだけ大勢の人が来ても入場できないってことはありません。
麺も相当数準備しているのでしょう。

会場近くになると思ったとおりの大渋滞。
だけど駐車場は心配ない。
こりゃいくらでも停められるんじゃね?
遠いところに停めて歩いている人もいたけど、渋滞を待てば近くに停められたよ。
そしてゲートinです。

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うっはーいっぱい人がいるわ。
まだ11時過ぎなのに、これ全部メーラン食いに来てるんだぜ。
あ、メーラン以外にも富士宮焼きそばとか津山ホルモンうどんとか府中焼きなんかの著名B級グルメも出店しています。

笠岡ラーメンの店は13店舗が出店。
業界でも有名な名店から知る人ぞ知る人気店、そして誰も知らない、というかここでしか食べられないものまであります。

どれにしようか?
まずどれから食べる?
はやる気持ちとよだれを抑えつつ人ごみの中に突入であります!
しかし、朝起きて一番に口にするのがラーメンて、どうよ?




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epicurean_egoist at 21:25|Permalink

2010年10月03日

芸術祭番外編「小豆島のお酒と言ったら」。

おいっす。


今日は芸術祭番外編です。
せっかくの小旅行ですから、芸術祭関連の場所だけじゃなく、時間に余裕があれば観光地なんかも巡りたいものですね。
というわけでこの前の小豆島一泊二日ツアーの二日目はこんなところに行ってきました。


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森國酒造

小豆島唯一の作り酒屋さんです。
こちらに古民家を再生したギャラリー&カフェがあるのです。
これがなんとも今風というかシャレオツで、お酒が買えるのはもちろん、お店のおばあちゃんの手作りグッズとか、一点物のお皿とかも置いてあり、カフェでは利き酒もできちゃうという素晴らしいところなのです。

芸術祭が開催されている島の西側から少し遠い(とはいえ車で30分くらい)の小豆島町の裏路地に小ぢんまりと存在するので、ここを知っていないとたまたま通りがかりに、とは行きません。
そんな隠れ家的なところも人気のひとつなのでしょう。

きちんと手の入った庭や建物外の調度品。
古民家だけど実に小ざっぱりした気持ちの良い佇まいです。
そして中も古いものと新しいデザインのものが調和していてセンスの感度を刺激させられます。


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枡や酒瓶を横に切って作られたランプシェードが吊り下がった店内は一部吹き抜けとなっており、狭さは感じさせません。
土塀に開けられた丸窓などから外光を取り入れ、またその壁に電灯を当てることにより間接照明として、木の温かみを感じさせる作りです。
カウンターに仕込まれたLED照明も和風家屋に現代風味のエッセンスとしてピリッと効いています。

ギャラリー、ショップ部分も展示の仕方が素晴らしい。
空間を最大限に活かしながら狭さを感じさせないところなんて、ちょっとお目にかかったことのないものでした。



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epicurean_egoist at 21:07|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年11月13日

ご当地ラーメン&バーガーを食す木曜日。

おいっす。


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いばらーめん。

地産地消、ご当地グルメブームに乗って登場。
おまっとさん。
焼豚、竹の子、もやしにゴボウといった地元の特産物を惜しげもなく投入したわりにお値段なんと¥380という仰天のリーズナブルさ!
これならお小遣いの少ない学生さんもOKだね!

ん、ま、育ち盛りの学生さんにはちょっと物足りないかも?
スープはすこぶる薄口であっさり。
だから飽きずに毎日食べられるだろうけれど、その反面インパクトには欠ける。
野菜のシャキシャキ感抜群の歯ごたえは◎。
だけどコシの弱いチヂレ麺は×。



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ごんぼうバーガー。

地産地消、ご当地グルメブームに乗って登場。
おまっとさん。
ゴボウ(当地での呼称は”ごんぼう”)を入れ込んだパティにキャベツの千切りとパプリカを添え、照り焼きソースを塗ってふわふわモチモチのホワイトバンズで挟んだバーガー¥250

シャキシャキの生野菜、歯ごたえあるパティと柔らかいバンズの相対性理論。
楽しい食感!
マヨネーズを使っていないってのもヘルシーで◎。
だけどパクついていたら、手で握っていたらバンズがぺっちゃんこに…×。
育ち盛りの学生さんなら一度に5、6個食べられそう。


どちらもオススメ。

死ぬ前に一度は食べとけ。



…近所に住んでいるならば。




今夜の一曲



Hotbox: Turbo Fruits - "Mama's Mad Cos I Fried My Brain"




まぁ、あれだ、うん。
一度食ったから、オレは満足かな?
うん。




at 00:11|PermalinkComments(9)TrackBack(0)

2009年08月05日

スタミナ満点、経済効果は数億円。

おいっす。


休業日。
本日の晩飯メニューは

豚の冷しゃぶ
冷奴
素麺
ジョッキ

いくら暑いからといってこれじゃあ

水っ腹

になるね!
冷房の室内に篭りっきりな上に冷たい飲み物ばかり飲んでいる。
その上にさらにこのメニュー。

お腹の調子がユルユル

ですわ。
(お食事中の皆さんすいません

バテるべくしてバテそうなこの夏。
もうちっと運動してスタミナの付く食事を取らないといけません。


そんな中、今日の新聞にはこんな記事が。


◆津山のホルモンうどん、経済効果8億円ナリ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


8億ですか!?
県民以外はほぼ知らないであろうB級グルメの「ホルモンうどん」でこれほどの経済効果があるのね!
どれほど美味い食べ物なんだ?
って思うでしょ?
そう思っているうちが一番楽しいとき。
そりゃあまあ美味しくないわけじゃ決してありませんよ。
ホルモンと焼うどんって組み合わせ。
しかもソースは焼肉のタレ。
確かにそこいらではお目にかかれない新鮮さ。
だけどもわざわざ現地へ赴くほどの珍しさか?
というのがすでに現地へ赴いて食べた後での感想。
ご家庭で作ろうと思えば作れちゃう手軽さ。

ならばなぜにここまで彼の地を訪れる人が後を立たないのか。
それはPRのなせる業。
折からの不況と相まって低価格でそれなりに美味い食べ物が見直され、地方分権が声高に叫ばれる昨今、その場所で長年において市民のまかないメニューとして確立されている食べ物に自ずと目が向けられるのは不思議なことではありません。
その流れを上手く掴んだのが「B級グルメ」なる潮流。
ご当地ラーメン、ご当地バーガーなど枚挙に暇がないくらい全国各地にその名を冠する食べ物があります。
このブームに乗せてしまえば、言い方は悪いかもしれませんが、味が多少アレであってもそれなりに人はその地を訪れるわけなのです。
もちろん高速料金の低額化も見逃せない要因です。

この気運を逃す手はありません。
歴史も必要ですが、それ以上に無理矢理にでも「隠れた名物」として祭り上げ、多少脚色し、上手いこと宣伝すれば、地方に人の足を向けさせることは可能なのです。
この見極め。
まだこの潮流に乗れていない市長さん。
宣伝費を渋ってるときじゃありませんよ!
ペイできる確立は非常に高い上に、思わぬ経済効果が生まれるやもしれません。


うちの市ももうちっとがんばればいいのに。


借金抱えてジリ貧な話題ばかりじゃ人口も減少する一方だわ。
消化不良なんのそのな勢いでこってり政策を打ち出すべし!



とか言ってみる。




今夜の一曲



teenagersintokyo - End it Tonight - [widescreen]

名前のわりにオーストラリアのバンドだってさ。
Japanese MotorsとかMt. St. Helens Vietnam Bandとかと同じアレですか。
憧れから命名する場合もありましょうが、ここはひとつTeenager in Sydneyに改名してもっと地元を愛するべき!
とはいえ食人はB級グルメの範疇に入りませんので注意が必要です。




at 21:10|PermalinkComments(4)TrackBack(0)